REPORT取材日記

No.014 いちじく菓庵 美よ志

2021.09.28

騎西の地で70余年、地元のみなさんに長年愛され続けている「いちじく菓庵・美よ志」さんに行ってきました!ライオンズ・レディ−スの選手のみなさんおすすめのお店でもあります。
歴史を感じさせる佇まいが素敵な和菓子屋さん。お客さまが次々にお店に入っていきます。





ご存じの方も多いと思いますが、加須は県有数の無花果の産地。中でも騎西地区は無花果農家がたくさんあります。
お店に入ってショーケースを見ると、たくさんの和菓子が並ぶ中やっぱり目立つのは「無花果けぇき」「まるごと生いちじく大福」「無花果羊かん」など、無花果を使ったお菓子。”いちじく菓庵”ですもんね。


使用しているのはすべて騎西産の無花果だそうです。


お店のご主人と奥様におすすめを伺うと、「無花果けぇき」「まるごと生いちじく大福」を紹介していただきました。
今回はそれらに加えて、地元民のソウルフード「塩あんびん」「いが饅頭」、そして秋と言えば栗!ということで「栗大福」をチョイス。


まずは「無花果けぇき」をいただきます!


ケーキ1つの中に、無花果が5つも入っているそう。上の焦げ茶の部分も無花果です(焦げじゃありません!)。甘〜い香りがあたりに漂って、しあわせな気分♪


スライスしました。ふんわりというよりは、しっとりぎゅっと詰まった生地に、干した無花果がたっぷり!上品な味わいで、緑茶より紅茶が合いそう(個人の感想です)♪



次は、「まるごと生いちじく大福」。無花果が収穫できる今の時期にしか味わえない季節限定商品です。




みずみずしい無花果を、白あんと柔らかい餅で薄めに包んだ大福は、ジューシーかつ繊細な味わいで美味し〜い!大きいけどペロリと食べちゃいました♪
事務局内には、生の無花果より大福の方が好きだというスタッフもいたくらい。無花果と大福がこんなに相性が良いとは知らなかった~!



さて、次は「塩あんびん」です。「地元の人はみんな知ってるよ」とご主人が話してくださいましたが、私、初対面でした。どきどきしながら口に運ぶと、、、


切るとこぼれ落ちるほど小豆がぎっしり!

これは!!!餅だけではなく餡も甘くないんですね! 餡も、餡というよりほぼ小豆。意外だったけど、このシンプルさで、逆に餅と小豆の美味しさを強く感じました。

そして、食べた後に「塩あんびん」は”砂糖や砂糖醬油につけて食べる”と知りました。。
勉強不足でした~。次にいただくときは砂糖醬油を試したいと思います!



こちらは、周りに赤飯と見た目がおめでたい「いが饅頭」。こちらも初対面なんです。饅頭ってことは中はやっぱり、、



饅頭なんですね!赤飯の塩味と餡の甘さの中にかすかに感じる饅頭の皮の歯応えがなんとも言えない美味しさ!見た目のギャップといい、驚かされます。




最後は栗大福!栗サイズだけど無理やりカット。薄い餅の中にはたっぷりのこしあんと、甘く煮た栗が入っています!
小ぶりなので、ちょっと甘いものが食べたい時や、お茶請けにぴったりです。


久しぶりに和菓子をいただきましたが、和菓子の美味しさ、奥深さを感じることができました。
特に「無花果けぇき」の”パウンドケーキ”とはまた違う味わい、「まるごといちじく大福」のみずみずしい美味しさは本当に驚きでした!

「いちじく菓庵 美よ志」さんは、いちご大福(11月〜5月の季節限定販売)も大変有名で、販売が開始されると配送も含めて一日300〜400個売れる日もあるそう!
そんな人気の和菓子屋さんが加須にあるなんて嬉しいですよね! みなさんもぜひ一度、美よ志さんの和菓子を召し上がってみてください♪


 
ぺんこ@はなまる加須


  〜Information〜
店名 いちじく菓庵 美よ志
電話 0480-73-0212
住所 〒354-0033 埼玉県加須市根古屋639-1
営業時間 8:30~18:30
定休日 月曜日
公式HP http://ichijikukaan.hustle.ne.jp/index.html

 

WRITERこの記事の投稿者

はなまる加須事務局

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