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加須の北小浜にある大沼。

このほとりに立つ、スタイリッシュな建物。
ここは、「食堂Laugh」です。この場所に店を構えてから13年が経ちました。

ここで提供される食事は、ただおいしいだけではありません。
その料理を口にすると心まで満たされ、ほっとほどけていくような感覚。
おいしい料理とやさしく包み込む温かな空間……。そのどちらもが唯一無二なのです。
今回、「カフェ食堂Laugh」オーナーシェフの田中寛敬さんにお話を伺いました。
料理人を目指していたわけじゃなかった
「実は最初から料理人になろうと思っていたわけではなかったんです」と田中さんは話し始めました。
体を動かすのが好きでずっと続けてきたバレーボール。一時は体育教師を目指していた時期もあったのだそうです。
「子どもが好きで、なりたいと思っていた体育教師だったんですが、大学で学ぶうちにその夢を追い続ける気持ちがだんだん薄れてきてしまって……。これからどうしていこうか、と考えていた頃に出会ったのが“料理”でした」
料理は田中さんにとって幼い頃から身近な存在。
料理好きなお母様の料理を食べて育ったことが自然と原点になったのだそうです。夢を見失いかけていたタイミングで、縁あってさいたま市内のイタリア料理店で働くことに。それが田中さんにとって「料理人」の第一歩になりました。
仕事を通して料理の魅力にのめり込み、さらに飲食店で経験を積みかさねていきます。そんなある時、イタリア料理時代の同僚から「一緒に働いてくれない?」と声をかけられ……、やってきた場所、それが加須でした。
「埼玉県に住んでいながら、加須のことはほとんど知らなくて。どんなところかも想像つきませんでした。最初に来た時は、コンビニの駐車場があまりに広くて驚きましたね……笑」
加須へ来てさらに料理人としての経験を積むうちに、「いつか自分の店を持ちたい」という思いが強くなっていきます。
「料理好きの母が、昔から『いつか飲食店をやりたい』と言っていたんですよね。その夢を一緒に叶えられたらいいなと考え始めるようになりました」
ご縁がつないだ“とっておきの場所”
こうして誕生したのが、大沼のほとりに立つ「食堂カフェLaugh」です。
印象的なその佇まいに、思わず足を止める人も多いことでしょう。

「この場所に出会ったのも『ありがたいご縁』のおかげでした。不動産会社の社長が退職後のために大切にとっておいた場所を店のために譲ってくださったんです」
広い敷地に建物も何もないところからのスタート。これを機会に家族総出で加須へ移住。店づくりに踏み出したことは、当時20代だった田中さんにとって大きな決断だったことでしょう。
デザイナーと作りあげた、心躍る空間
ドアを開けて店内に一歩足を踏み入れると、そこには心躍る空間が広がります。
窓越しに見える大沼の景色、インテリア、キッチンの風景など、座る場所によって見える表情が変わるのもこの店の大きな魅力です。

「デザイナーさんと相談しながら照明や窓枠、テーブルやチェアに至るまでかなりこだわりました。まず店内に据えることを決めたのは特注の大きなメインテーブル。それに合わせて、チャーチチェアやアイアンテーブルなどを選んでいきました」

木造りのテーブルが多い中、アクセントとして設置することにしたアイアンテーブル

特注のメインテーブルは、キッチンの一番近くに並ぶ
椅子はあえて同じものを揃えず、異なるデザインを組み合わせています。それでも不思議と統一感のあり、温かい雰囲気に包み込まれるのが「Laugh」らしさ。

オープンしてから数年後に作られたテラスのカウンター席は、大沼を眺められる特等席。冬には、ストーブが焚かれ、膝掛けがさりげなく用意されています。


今では市外・県外からも多くのお客様が訪れる人気店ですが、ここまでの道のりはけして平坦ではなかったのだと、田中さんはオープン当時を振り返ります。
「最初の数年間は、正直『いつやめようかな』と思うことの方が多かったんです。土日は来ていただいても、平日はかなり厳しくて……。今日1日をとにかく乗り越えよう。そう思いながら日々を過ごしていました」
さらにコロナ禍がやってきてしまい……。しかし、その時期が一つの転機になったといいます。
「テイクアウト事業(お惣菜・お弁当販売等)を始めたことで店が支えられ、それがその後の大きな一歩につながりました」
その後口コミで、食事のおいしさや空間の魅力が少しずつ広がっていき、今や加須の人気店のひとつになりました。
カスタム自由!母と息子のコラボレーションランチで旬を味わう
「食堂カフェLaugh」の魅力といえばやはりランチ。
田中さんとお母様のコラボレーションから生まれる一皿です。

お母様が惣菜を、田中さんがメインを担当。事前の打ち合わせはほとんどせず、それぞれが旬の食材を向きあってメニューを考えます。メインとお惣菜は、お店でいただくランチだけでなく、テイクアウトのお弁当としても味わうことができます。
ランチメニューでは、4種のメインと6種のお惣菜を自分で組み合わせる楽しさがあります。一口ごとの驚きは、何度訪れても新鮮です。

「おいしいものを食べてほしいという思いで続けてきたら、自然と地元の食材が中心になっていきました」
ご飯は加須産の米。

大量に炊いておくと味が落ちるからと、家庭用の電気釜で少しずつ炊き上げます。
仕入れた野菜はお母様の手によって、味わい深いお惣菜へと変身します。

常連さんに愛される定番も多く、グリーンサラダはつい毎回頼みたくなる一品。

ふんわりしつつも、肉の旨みを確かに感じることのできるチーズハンバーグ。

トマトと肉、チーズが絡み合います。最後の最後までソースを食べ尽くしたくなるおいしさ。
季節ごとに楽しめるメイン料理、お惣菜、そして炊き立てのご飯。その全てがおいしく、思わず笑みがこぼれます。
もし、お腹に余裕があるならスイーツもぜひ。

新作スイーツにも惹かれますね

お店の人気スイーツ「チーズタルト」も外せない
いちごの季節限定スイーツや定番チーズタルトなど、どれにしようか悩むほどのラインナップです。

私がいただいたのは「木の実のタルト」香ばしいナッツの香りを楽しめる一品に心の底から大満足。

ひと口ごとに満足度が増していく、「食堂カフェLaugh」のランチ。
幾度訪れても新しい発見があり、心を満たす一品をいただけるかけがえのない場所です。
店舗詳細データ
店名:食堂カフェLaugh
住所:加須市北小浜816-1
電話:0480-53-5765
営業日時:ランチ 11:30〜14:00(L.O)15:00(close)
ディナー18:00〜20:00(L.O)21:00(close)
※火曜日はランチのみ 水曜日定休
支払方法:現金、カード(JCB、アメックス)、電子マネー、QRコード決済可
Instagram
公式通販サイト

このほとりに立つ、スタイリッシュな建物。
ここは、「食堂Laugh」です。この場所に店を構えてから13年が経ちました。

ここで提供される食事は、ただおいしいだけではありません。
その料理を口にすると心まで満たされ、ほっとほどけていくような感覚。
おいしい料理とやさしく包み込む温かな空間……。そのどちらもが唯一無二なのです。
今回、「カフェ食堂Laugh」オーナーシェフの田中寛敬さんにお話を伺いました。
料理人を目指していたわけじゃなかった
「実は最初から料理人になろうと思っていたわけではなかったんです」と田中さんは話し始めました。
体を動かすのが好きでずっと続けてきたバレーボール。一時は体育教師を目指していた時期もあったのだそうです。
「子どもが好きで、なりたいと思っていた体育教師だったんですが、大学で学ぶうちにその夢を追い続ける気持ちがだんだん薄れてきてしまって……。これからどうしていこうか、と考えていた頃に出会ったのが“料理”でした」
料理は田中さんにとって幼い頃から身近な存在。
料理好きなお母様の料理を食べて育ったことが自然と原点になったのだそうです。夢を見失いかけていたタイミングで、縁あってさいたま市内のイタリア料理店で働くことに。それが田中さんにとって「料理人」の第一歩になりました。
仕事を通して料理の魅力にのめり込み、さらに飲食店で経験を積みかさねていきます。そんなある時、イタリア料理時代の同僚から「一緒に働いてくれない?」と声をかけられ……、やってきた場所、それが加須でした。
「埼玉県に住んでいながら、加須のことはほとんど知らなくて。どんなところかも想像つきませんでした。最初に来た時は、コンビニの駐車場があまりに広くて驚きましたね……笑」
加須へ来てさらに料理人としての経験を積むうちに、「いつか自分の店を持ちたい」という思いが強くなっていきます。
「料理好きの母が、昔から『いつか飲食店をやりたい』と言っていたんですよね。その夢を一緒に叶えられたらいいなと考え始めるようになりました」
ご縁がつないだ“とっておきの場所”
こうして誕生したのが、大沼のほとりに立つ「食堂カフェLaugh」です。
印象的なその佇まいに、思わず足を止める人も多いことでしょう。

「この場所に出会ったのも『ありがたいご縁』のおかげでした。不動産会社の社長が退職後のために大切にとっておいた場所を店のために譲ってくださったんです」
広い敷地に建物も何もないところからのスタート。これを機会に家族総出で加須へ移住。店づくりに踏み出したことは、当時20代だった田中さんにとって大きな決断だったことでしょう。
デザイナーと作りあげた、心躍る空間
ドアを開けて店内に一歩足を踏み入れると、そこには心躍る空間が広がります。
窓越しに見える大沼の景色、インテリア、キッチンの風景など、座る場所によって見える表情が変わるのもこの店の大きな魅力です。

「デザイナーさんと相談しながら照明や窓枠、テーブルやチェアに至るまでかなりこだわりました。まず店内に据えることを決めたのは特注の大きなメインテーブル。それに合わせて、チャーチチェアやアイアンテーブルなどを選んでいきました」

木造りのテーブルが多い中、アクセントとして設置することにしたアイアンテーブル

特注のメインテーブルは、キッチンの一番近くに並ぶ
椅子はあえて同じものを揃えず、異なるデザインを組み合わせています。それでも不思議と統一感のあり、温かい雰囲気に包み込まれるのが「Laugh」らしさ。

オープンしてから数年後に作られたテラスのカウンター席は、大沼を眺められる特等席。冬には、ストーブが焚かれ、膝掛けがさりげなく用意されています。


今では市外・県外からも多くのお客様が訪れる人気店ですが、ここまでの道のりはけして平坦ではなかったのだと、田中さんはオープン当時を振り返ります。
「最初の数年間は、正直『いつやめようかな』と思うことの方が多かったんです。土日は来ていただいても、平日はかなり厳しくて……。今日1日をとにかく乗り越えよう。そう思いながら日々を過ごしていました」
さらにコロナ禍がやってきてしまい……。しかし、その時期が一つの転機になったといいます。
「テイクアウト事業(お惣菜・お弁当販売等)を始めたことで店が支えられ、それがその後の大きな一歩につながりました」
その後口コミで、食事のおいしさや空間の魅力が少しずつ広がっていき、今や加須の人気店のひとつになりました。
カスタム自由!母と息子のコラボレーションランチで旬を味わう
「食堂カフェLaugh」の魅力といえばやはりランチ。
田中さんとお母様のコラボレーションから生まれる一皿です。

お母様が惣菜を、田中さんがメインを担当。事前の打ち合わせはほとんどせず、それぞれが旬の食材を向きあってメニューを考えます。メインとお惣菜は、お店でいただくランチだけでなく、テイクアウトのお弁当としても味わうことができます。
ランチメニューでは、4種のメインと6種のお惣菜を自分で組み合わせる楽しさがあります。一口ごとの驚きは、何度訪れても新鮮です。

「おいしいものを食べてほしいという思いで続けてきたら、自然と地元の食材が中心になっていきました」
ご飯は加須産の米。

大量に炊いておくと味が落ちるからと、家庭用の電気釜で少しずつ炊き上げます。
仕入れた野菜はお母様の手によって、味わい深いお惣菜へと変身します。

常連さんに愛される定番も多く、グリーンサラダはつい毎回頼みたくなる一品。

ふんわりしつつも、肉の旨みを確かに感じることのできるチーズハンバーグ。

トマトと肉、チーズが絡み合います。最後の最後までソースを食べ尽くしたくなるおいしさ。
季節ごとに楽しめるメイン料理、お惣菜、そして炊き立てのご飯。その全てがおいしく、思わず笑みがこぼれます。
もし、お腹に余裕があるならスイーツもぜひ。

新作スイーツにも惹かれますね

お店の人気スイーツ「チーズタルト」も外せない
いちごの季節限定スイーツや定番チーズタルトなど、どれにしようか悩むほどのラインナップです。

私がいただいたのは「木の実のタルト」香ばしいナッツの香りを楽しめる一品に心の底から大満足。

ひと口ごとに満足度が増していく、「食堂カフェLaugh」のランチ。
幾度訪れても新しい発見があり、心を満たす一品をいただけるかけがえのない場所です。
店舗詳細データ
店名:食堂カフェLaugh
住所:加須市北小浜816-1
電話:0480-53-5765
営業日時:ランチ 11:30〜14:00(L.O)15:00(close)
ディナー18:00〜20:00(L.O)21:00(close)
※火曜日はランチのみ 水曜日定休
支払方法:現金、カード(JCB、アメックス)、電子マネー、QRコード決済可
公式通販サイト
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WRITERこの記事の投稿者
はる
地域に根づいたお店やイベントの魅力を伝えたい...!おひとりさまであちこち歩き回る民。おいしいコーヒーとお酒が私をしあわせにしてくれます❤加須の魅力を私の体験を交えて、詳しくお伝えします!Instagramでは埼玉の人・店・イベントの魅力を発信中!よろしくお願いいたします☺
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