自然と共に暮らす豊かさを守り、命ある大地を未来へ繋ぐために活動しています。

農業生産法人 株式会社誠農社

2023.04.15

【三匹の猫米活動:米袋のモデルとなった保護猫が空に登りました】
いつも三匹の猫米活動にお心を寄せてくださりありがとうございます。
三匹の猫米活動を始めて2年目の年となりますが、本当にたくさんの皆様からのお力添えを頂いていることを実感する毎日です。これからもこの活動を始めた時の想いを忘れずに、そして、皆様からお寄せ頂く想いを大切にし、活動を続けていこうと思っております。

そして今日は、三匹の猫米活動をスタートさせた時にモデルとなった猫(米袋に描かれている黒猫)が空に登ったことをご報告致します。

この子は、スタッフの家の一角で人知れず4匹の子どもを産んで育てていました。スタッフの家族が食事を与え始めてからは、しばらくの間、庭で暮らしていました。(子ども達も含めて避妊・去勢はしました)

ところがある日、大きな怪我をして動けなくなってしまい、そのタイミングで家の中で暮らすことになりました。
怪我自体は治り元気にはなりましたが、腎臓が大きなダメージを受けてしまい、その時に「死なずに元気になったのはすごいこと」と病院で言われた程でした。

そんなこともあったので、亡くなる年齢としては少し早い気もするのですが、最期まで命の限り生きてくれたと思っています。推定年齢11~12歳だったのではないかと。

いつも動物と触れ合う時に思うこと。
それは、確かに人間が猫や犬を家族に迎えて育てていることは事実ですが、でも、私たち人間はそれ以上に、犬や猫に「心」を育ててもらっていると感じます。
彼らに教えてもらうことは本当にたくさんあって、たまたま人間と猫、人間と犬という関係で出会うだけのこと。

お互い、命としては何も変わらない。

誠農社が取り組んでいる活動は、本当に微力ではありますが、どんな形でもやらないよりはやった方が良いという気持ちのもとで行っています。

今回、新たに猫米の写真撮影をしたのですが、どんな子たちにも幸せに暮らしてもらいたいという願いを込めて、猫が春の草むらで蝶々を手にとまらせて遊んでいるイメージで写真を撮りました。

全ての子が幸せに生きることを願い、活動を続けていこうと思っておりますので、今後とも三匹の猫米活動をどうぞよろしくお願い致します。

pic2 約10年位前の様子。やっとこれくらいまで距離が縮まりました
pic3 子ども達4匹と一緒に水を囲んでいます(約10年前)
pic3 警戒心が強く、外にいる間、触らせてくれることは無かったです。
pic4 親子の姿には、優しさと感動しかありません


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